今日Aは仕事の後、女友達に会いに行くと行って朝出かけた。
日本では、えーっ!ってことになるかもしれないが、イギリスでは男と女の友情が
成立するんですよね。
最初は、私もこの習慣?!になれなくて喧嘩したけれど、今はだいぶ気にならなくなった。
でも、今回会ってくる友達はちょっと訳ありで、素直にいってらっしゃいと言えなかった。
というのも、Aの事をすごく好きだったのだ。悪く言えば、ストーカー。
話が長くなりますが、お付き合いください。
出会いは、5年以上前になる。彼女(オーストラリア人)がロンドンに来ていたときに、
一方的にAの事を好きになり、で、彼女はAも同じ気持ちだと思い込み、
一度国に帰ったものの、またやってきた。でも、入国審査で引っかかり、入国拒否。
そして、1ヵ月後再びチャレンジしたところ、今度はうまく入国でき、
滞在出来る6ヶ月間Aの家に居座り、結婚しろといい続けたらしい。
当時、彼女は精神的にいろいろあったみたいで、Aもそれが気になって思うように断れず、
オーストラリアに帰ってくれるまで、本当に大変だったみたい。
結局、彼女はあきらめて帰国したが、今度は、オーストラリアから、電話やメールの攻撃。
ひどいときに、メールが1日50通。 電話もほぼ毎日だったらしい。
ちょうど、その頃私はAに出会い、この話を聞いた。
どうして、はっきり言わないのと言ってやったが、彼女は自殺する恐れがあるから、言えないと。
私が、Aの家に遊びに来ているときに、彼女から電話がかかると、
ちょっと悪いけど、別の部屋に行ってくれれるなんていわれるし。
これで、何度Aと喧嘩して、別れようと思ったか知れない。
本当に、今思い出しても腹立たしい。
では、どうして彼女があきらめたか。それは、彼女のおばあさんの死。
おばあさんが亡くなる前に、彼女に何か言ったらしい。
それ以来、結婚を強要する電話やメールはなくなり、
オーストラリアで一からがんばると言って、連絡が途絶えた。
その後は、年に1,2回メールやはがきが来る程度になり、私も安心していたら、
今回の彼女の訪英。
Aは、いたって穏やかに、もう昔のようなことはないから心配するなと出て行き、
夜の9時半に帰宅した。
今回、Aは私と結婚したことを伝えると、少し悲しそうな顔をしただけで、それ以上
その話には触れたくないのか、避けていたのか違う話を一通りして、彼女は
ヒースローに向かったと話してくれた。
私も、これで彼女の影におびえなくてすむと思うと、今回会ってくれてよかったかな。
また、彼女にも今新しい彼が出来て、オーストラリアで楽しく過ごしていると聞き、
少し安心した。
人も、30年も生きれば、いろんな過去はあるし、仕方ないとは思うけれど、やっぱり
知ってしまうと、あとで悩みの種になるから、知らないほうがいいのかもしれないと
思った日だった。